つぶらな瞳とふわふわした毛並みがカワイイ動物『コアラ』
お菓子の定番『コアラのマーチ』でお馴染みの動物で、知らない人はいないんじゃないかってぐらい知名度は高いですよね。
そんなコアラですが、知名度はあっても意外と生で見たことがある人は少ないんじゃないかと思います。
「どこの動物園に行けば会える?」
「動物園で抱っこは出来る?」
という訳で今回はコアラがいる動物園はどこなのか、そしてコアラはどうすれば抱っこが出来るのか少しまとめてみたいと思います。
国内ではコアラの抱っこはNG

国内でコアラが飼育されている動物園は現在のところ8ヵ所ありますが、抱っこが出来る動物園は残念ながら日本国内にはありません。
コアラが飼育されている動物園
▼関東地方
・埼玉県こども動物自然公園(埼玉県)
・多摩動物公園(東京都)
・横浜市立金沢動物園(神奈川県)
▼中部地方
・東山動植物園(愛知県)
▼関西地方
・天王寺動物園(大阪府)
・神戸市立王子動物園(兵庫県)
・淡路ファームパーク(兵庫県)
▼九州地方
・鹿児島市平川動物公園(鹿児島県)
※2017年11月時点
「見るだけじゃなくて実際に触れてみたい!」という気持ちになると思いますが、コアラは見た目によらず意外と繊細な生き物。人間の都合でベタベタと触られたらストレスが溜まってしまい、コアラの寿命が短くなってしまう危険性があります。
それにコアラは一日に20時間の睡眠を取らないといけないので、人間の抱っこに毎日付き合ってたら寝不足になってしまいます。人間でも寝てるところを起こされたら機嫌が悪くなってしまいますが、それと似たような感じでしょうね。
という訳で、国内では飼育している頭数も少なくコアラは貴重であるため抱っこはNG。「コアラを抱っこしたい!」という人はオーストラリアに行って抱っこするしか方法はなさそうですね。
コアラの飼育は難しい?…
実はコアラを1頭飼育するのに年間でかかる費用は約2千万円。
その費用のほとんどはユーカリの栽培費用で、気候の違う日本でユーカリを育てるにはかなりの金額がかかってしまうのです。
国内には200ヵ所近くの動物園がありますが、わずか8ヵ所だけに留まっている理由はそういったところにあるようですね。
オーストラリアは一部でOK

出典:https://goo.gl/vnUfxQ
コアラの本場であるオーストラリアならコアラが野生でたくさん生息してるし、どこでも自由に抱っこが出来そうなイメージですよね。
しかし、残念ながら抱っこが禁止されている地域がオーストラリアにも数多くあります。
抱っこがOKな州とNGな州以下の通りになります。
出典:https://goo.gl/98MTyz
・抱っこOKな州 ※数字は地図の場所
1:西オーストラリア州
2:南オーストラリア州
3:クイーンズランド州
・抱っこNGな州
4:北部準州
5:ニューサウスウェールズ州
6:首都特別地域
7:ビクトリア州
8:タスマニア州
オーストラリアの主要都市であるシドニー・メルボルン・キャンベラなどはコアラの抱っこが禁止されているみたいですね。
ちなみに、抱っこがOKな州でも全ての動物園でコアラの抱っこが出来る訳ではありません。
抱っこが可能なオーストラリアの動物園
▼クイーンズランド州
・Kuranda Koala Gardens
(キュランダコアラガーデン)
・Rain forestation Nature Park
(レイン・フォレステーション・ネイチャーパーク)
・Currumbin Wildlife Sanctuary
(カランビン自然動物公園)
・Lone Pine Koala Sanctuary
(ローンパイン・コアラサンクチュアリ)
・Australia Zoo
(オーストラリア動物園)
・Cairns ZOOM and Wildlife Dome
(ケアンズ・ズーム&ワイルドライフドーム)
・Dream World
(ドリームワールド)
▼西オーストラリア州
・Cohunu Koala Park
(コフヌコアラパーク)
▼南オーストラリア州
・Cleland Wildlife Park
(クレランド・ワイルド・ライフパーク)
・Gorge Wildlife Park
(ゴージ・ワイルドライフ・パーク)
(2017年11月現在)
抱っこが出来る時間が決まっていたり事前に予約が必要だったりするところもあるので、コアラの抱っこを目的にオーストラリアへの旅行を考えている場合は前もって確認してから旅行に行った方がいいかもしれませんね。
珍しい白い赤ちゃんコアラ!
さきほど抱っこが可能な動物園として紹介した『オーストラリア動物園』ではとても珍しい白いコアラの赤ちゃんが現在飼育されています。(2017年11月時点)
出典:https://goo.gl/igvmie
真っ白でカワイイですね!
ちなみにアルビノ(メラニンが欠乏する遺伝子疾患)ではなく母親からの遺伝になります。アルビノであれば鼻や目が薄いピンク色になりますからね。
とても珍しい赤ちゃんコアラですが、大きくなるにつれて普通の灰色の毛に生え代わる可能性があるそうなので一目見てみたいと思ってる人は早めに見に行った方がいいかもしれませんね!