世の中のホンマでっかな情報を各分野の評論家たちが発信していくバラエティ番組『ホンマでっかTV』。
2018年2月14日放送の今回は『女性のカラダ』をテーマに各分野の先生たちが様々な知識を披露してくれました。
・出産のベストなタイミングは30代
・帝王切開で生まれた子供はアレルギーが5倍出やすい
・女性ホルモンの乱れはある部分ですぐに分かる
など、今回も「ホンマでっか!?」な情報が盛りだくさん!
という訳で、今回は女性のカラダに関する様々な知識についてまとめていきたいと思います。
夫や恋人がそばにいると出産時の痛みが増しやすい

▼生物学評論家;池田 清彦先生の見解
ロンドンの大学で行われた『痛み』に関する実験で分かったことなのですが、女性は夫や恋人がそばにいる時といない時で痛みの感じ方が変わってきます。
夫や恋人がそばにいる時⇒痛みが増す
夫や恋人がそばにいない時⇒痛みを感じない
なので、出産の時に夫や恋人は立ち会わない方が良いと言えるでしょう。
ちなみにこの痛みは夫や恋人との親密度で痛さが変わってきます。
親密な関係:あまり痛みを感じない
あまり親密ではない:痛みを感じる
帝王切開で生まれた子はアレルギーが5倍出やすい

▼生物学評論家;池田 清彦先生の見解
帝王切開に頼る女性が最近増加していますが、帝王切開で生まれた子供は自然分娩で生まれた子供よりもアレルギーや病気になりやすいです。
理由としては母親の産道を通らずに外へ出てきてしまうことに原因が考えられます。
自然分娩:産道を通るので母親の細菌を肌や口から取り込むことが出来る
帝王切開:産道を通らないので無菌状態で生まれてくる
母親の産道にいる細菌は免疫力のアップに欠かせない存在なので、帝王切開で生まれてしまうと十分な免疫力が得られないまま育ってしまうのです。
アメリカではこうなってしまうことを防ぐために、帝王切開で生まれた子供には母親の膣に入れたガーゼを
・子供の口に突っ込む
・顔に塗る
などして予防措置を取っています。
男性は見えないものにたいする記憶や尊敬が強い

▼心理評論家:植木 理恵先生の見解
出産シーンを見てもらった方が旦那や彼氏からリスペクトされそうだと考える女性は少なくないと思いますが、これは女性が思う心理であって男性が実際にそうだとは限りません。
なぜなら、男性は見えるモノよりも見えないモノに対する記憶や尊敬の方が強い傾向にあるからです。
男女混合で会話をしてもらった後に『どの人が記憶に残りましたか?』とそれぞれに質問してみると、
男性:あまり発言していない女性
女性:よく発言していた男性
を答える傾向があります。
もし男性に記憶されたいと思うのであれば『控えめな女性』を装った方が印象に残りやすくなるでしょう。
ちなみに『魅力的に感じる』と『存在を覚えられる』は別物なので『控えめにしてれば男性から好かれる』という訳ではありません。
イケメンと結婚すると拒食症や摂食障害になりやすい

▼マーケティング評論家:牛窪 恵先生の見解
イケメン夫と結婚すると女性は過度なダイエットやエクササイズに走ってしまう傾向があります。
これはイケメン夫の容姿に合わせようと意識してしまうことに原因があるのですが、「キレイにならなきゃ!」という気持ちが行き過ぎると最悪の場合は拒食症や摂食障害にまで発展してしまう恐れがあります。
女性は生理前や妊娠中に口臭がキツくなる

▼肥満治療評論家:工藤 孝文先生の見解
生理前と妊娠中は口臭がキツくなりやすい傾向にあります。
生理前:女性ホルモンのバランスが崩れて口の中に蒸発しやすい硫黄化合物が作られる
妊娠中:女性ホルモンが増えすぎて歯周病が悪化する(女性ホルモンが歯周病菌のエサになることが原因)
担当が女医さんだと患者の生存率が高い

▼脳科学評論家:澤口 俊之先生の見解
検証データの量が100万人規模なので理由の特定は出来ていませんが、データ上では担当が女医さんだと患者の生存率が上がります。
▼肥満治療評論家:工藤 孝文先生による補足
考えられる理由の一説なので確かではありませんが、女性医師と男性医師で治療方法に差がある事が原因として考えられます。
男性医師:今までの経験を優先するため治療が我流になりがち
女性医師:臨床基準にそった真面目でオーソドックスな治療をする
口臭予防にはロイテリ菌が良い

▼腸内環境評論家:小林 暁子先生の見解
スウェーデンで発見された『ロイテリ菌』が口臭対策にオススメです。
このロイテリ菌は母乳にも含まれる成分で、
・アトピー
・乾燥性皮膚炎
・口臭予防
などの症状を抑える働きがあります。
日本では昨年の秋頃からロイテリ菌入りのヨーグルトが販売されるようになったので、口臭が気になる方にはぜひ試してみてください。
女性は貢献感によって幸福を得ている

▼心理評論家:植木 理恵先生の見解
女性の満足感や幸福感は『何かに貢献した』という感情が根本にあります。
「私は役に立ってる?」
「私って必要?」
という女性の心理に対して、
「君がいて助かった」
「君がいないと困る」
「お母さんがいてくれて良かった」
といった言葉を周りからかけてもらえると女性は貢献感情が満たされて「もっと頑張ろう!」という気持ちになれるのです。
女性は貢献感を潰されると嫌な思い出として記憶に残りやすいです。
「小さい頃の嫌な思い出は?」という質問をすると、女性の場合はほとんどの確率で貢献感を潰された時の思い出を答えます。
女性の痩せすぎが原因で未熟児の確率が増加している

▼美肌評論家:森 智恵子先生の見解
日本はヨーロッパやアメリカなどの先進国と比べて未熟児の出生率が非常に高いです。
これは日本人女性の痩せすぎが原因で、日本人女性の約10人に1人が体重2500グラム未満の低出生体重児を出産しています。
日本人女性は痩せすぎる傾向にあるので、痩せ過ぎに注意してちゃんと食べるようにしましょう。
女性のある部分で女性ホルモンの乱れが分かる

▼肥満治療評論家:工藤 孝文先生の見解
女性ホルモンの乱れは舌の裏を見ればすぐに分かります。
舌の裏を見た時に黒い血管がくっきりと出ていたら女性ホルモンが乱れている証拠。
女性ホルモンの乱れが原因で舌の裏の血流が滞り、血管が黒くなってしまっているのです。
舌の裏を見た時に血管が黒くなっているようであれば、身体が温まるような物を食べて血流を良くしてあげましょう。
ネギやりんごなどの寒い地域の食べ物は体を温める効果を持っています。
冬が旬の食材⇒体を温める効果
南国系の食材⇒体を冷ます効果
腸が原因でむくみが起こる

▼腸内環境評論家:小林 暁子先生の見解
身体のむくみは腸内環境の悪化が原因です。
腸のケアをしてあげることがむくみの改善につながるので、むくみに悩む人は食物繊維が豊富な食材や発酵食品を多く摂取して腸内環境の改善に努めましょう。
出産のベストなタイミングは30歳代

▼生物評論家:池田 清彦先生の見解
高齢出産は体に良くないイメージですが、実は20代で出産するより30代で出産した女性の方が長く生きるというデータがあります。
明確な理由は不明ですが、30代が一番精神的にも安定しているので育児によるストレスを受けにくい事が理由として考えられるのではないかと思います。
▼脳科学評論家:澤口 俊之先生による補足
高齢出産だとIQが高い子供が産まれてくる可能性があります。
年齢で言えば、
母親:30代後半~40代
父親:50代
の時に子供を産むと子供の知能が高くなりやすいです。
女性の体は精子を無意識に選択している

▼美肌評論家:森 智恵子先生の見解
女性の体は無意識に男性の精子を選択しています。
自分にとって好ましくない男性だった場合は体の中の免疫力が勝手に働き、その人の精子を押し返したりする事があります。