ホンマでっかTVでおなじみの人気コーナー「どっち派討論会」。
2018年8月1日放送の今回は『バイキングでのお皿の盛り方』をテーマに各分野の先生方とホンマでっかTVのメンバーたちが様々な意見を交わしました。
一口サイズで少しずつ盛った方がいいのか、それとも一気にガッツリ盛った方がいいのか。
今回はその内容について詳しくまとめてみたいと思います。
ホンマでっかメンバーはどっち?

一口サイズで少しずつ盛る派
・立川志らく
・島崎和歌子
・小杉竜一(ブラマヨ)
・大久保佳代子
一気にガッツリ盛る派
・明石家さんま
・マツコデラックス
・吉田敬(ブラマヨ)
それぞれの意見は?

一口サイズで少しずつ盛る派
立川志らく
・味の好みは人それぞれなので全ての料理を美味しく感じられるとは限らない。だから最初は少しずつお皿に盛って味見し、美味しかった料理だけをおかわりしに行った方が良いと思う。
小杉竜一
・様々な料理を少しずつ盛る事でいろんな料理と出会い新しい発見をすることが出来る。もしガッツリ盛ってしまったら美味しくない料理と出会ってしまった時に『この料理美味しくないのにどんだけ食べないかんねん!』ってなる。
一気にガッツリ盛る派
明石家さんま
・食べ残しが出るから良くないって言うけど自分がどれだけその料理を食べられるかなんて料理を盛る段階じゃまだ分からない。自分の体の調子次第なんだから、たくさん盛って結果的に残してしまったとしてもそれはそれで仕方ないと思う。
・バイキングにはギャンブル性を求めてる。美味しくない料理をガッツリ取ってきてしまった時の「くっそぉー!!失敗した!また来年食べに来たるわ!」っていう当たり外れを味わうのが楽しい。
マツコデラックス
・ちまちまと何度も料理を取りに行くっていう行動が恥ずかしくない?何度も何度も料理を取りに行く人を見てると「はしたないわぁ」って思う。
各分野での意見は?

印象評論家:重太 みゆき先生の見解
▼一口サイズで少しずつ盛る方がいい!
『印象の良さ』という点で考えるならば、
・2~3種類の料理が山のように盛られた皿
よりも、
・様々な料理が一口サイズで盛られた皿
の方がお皿の見た目も美しく、食べ方においても品が良く見えます。
それに一口サイズなら嫌いな料理と出会ってしまっても食べ残しを出さなくて済むので、ガッツリ盛るより一口サイズで盛る方がより賢い食べ方だと言えるでしょう。
脳科学評論家:澤口 俊之先生の見解
▼一気にガッツリ盛る方がいい!
目の前にある食べ物を全て取ろうとする本能は人類の進化的に見ればとても大切な事です。
・何度も料理を取りに行くというエネルギーを浪費しなくて済む
・誰かに取られてしまうかもしれないというリスクを減らせる
ガッツリと盛る事にはこういったメリットがあるので、お皿に盛る時はガッツリと盛った方が良いと言えるでしょう。
経済評論家:門倉 貴史先生の見解
▼状況に応じて盛り方を変えた方がいい!
コーネル大学(アメリカ)の研究で判明した事ですが、
『人間はバイキング形式で食事を取る場合、料金が高額なほど料理を美味しく感じる』
という事が研究の結果で分かっています。
つまり、
・高い料金⇒どれを食べても美味しい
・安い料金⇒美味しくない料理と出会う可能性が高い
となるので、バイキングの料金が高い場合はガッツリと、バイキングの料金が安い場合は少しずつ様子を見ながら食事をした方がお得だと言えます。
まとめ

・一口サイズだと見栄えが美しく品が良く見える
・ガッツリ盛る方が人間の本能として正しい行為
・バイキングの料金次第でお皿の盛り方は変えた方が良い
どちらかといえば『一気にガッツリ盛った方がいい』という結果になりました。
自分のペースで好きなように食事出来るのがバイキングの醍醐味なので料理をガッツリと盛りたくはなりますが、近年では食品ロスが社会問題となっているのでどんな盛り方をするにしても食べ残しを避けるようには心掛けたいところですね。