ホンマでっかTVでおなじみの人気コーナー『アナタはどっち派?得するホンマでっか』。
2016年2月17日放送の今回は『旅行の予定』をテーマに各専門分野の先生方とホンマでっかTVのメンバーたちが様々な意見を交わしました。
旅行の予定は決めるべきか、それとも行き当たりばったりがいいのか。
今回はその事について詳しくまとめていきたいと思います。
ホンマでっかメンバーはどっち?

しっかり決める派
・IZAM
・明石家さんま
・小杉竜一(ブラマヨ)
行き当たりばったり派
・磯野貴理子
・吉田敬(ブラマヨ)
・吉岡美穂
・マツコデラックス
・あびる優
・才賀紀左衛門
それぞれの意見は?

しっかり決める派の主張
明石家さんま
・普段は行き当たりばったりだけど、旅行の時はさすがに予定を決める
・段取りを組んで行動しているのだから行き当たりばったりの考えだと困る
・もし旅行先でレストランなどの予約を取ってなかったら絶対怒るでしょ
IZAM
・次の日の予定があるんだから気分で急に行動を変えるのは良くない
行き当たりばったり派の主張
あびる優
・前日が楽しくて飲み過ぎたりしたら翌日の午前中とか起きれない
・予定を立てていくと修学旅行に行ってる気分になる
吉岡美穂
・その時の天候や気分があるからその時その時で違う
・バカンスなんだからゆっくりしたい
磯野貴理子
・せっかくの旅行なんだから好きな事したい
マツコデラックス
・別にレストランの予約とか取ってなくてもその時空いてるレストランに入って現地の食べ物が食べられればそれでいい
・なんにも予定が無くて「どうしようか」と悩んだ時は何にもしない
各専門分野での見解は?

心理学評論家:植木 理恵先生の見解
▼行き当たりばったりの方が得!
心理学的には行き当たりばったりの要素が多い旅行の方が『豊かな旅行』だと言えます。
行き当たりばったり=無計画で何も考えていない
普通に考えるとこんなイメージをしてしまいそうですが、行き当たりばったりの人の方が
「次に何しようかな」
「この後はどうしよう」
といった感じで、ずっと物事を考えている状態にあります。
現地で色々な判断をすることは記憶にも残るので、行き当たりばったりで行った旅行の方が思い出としては残りやすいのです。
統合医療評論家:亀井 眞樹先生の見解
▼しっかり決める方が得!
人間は何かをする時に『行動にかかる時間』を見積もりますが、実際に行動してみると予定よりも6割増しで時間がかかってしまいます。
そのため、行き当たりばったりで行動をしていると時間効率がとても悪くなり、気づけばいつの間にか夜になってた…なんて事も考えられます。
それに行き当たりばったり派の人は物事をたくさん考えながら行動するので、夕方頃には判断疲れが起きてしまい「晩御飯は適当でいいよ。」となってしまう可能性が高いのです。
脳科学評論家:澤口 俊之先生の見解
▼行き当たりばったりの方が得!
効率を求めるというのは確かに大事ですが、旅行というプライベートな時間にも効率を求めてしまうのは旅行を仕事化しているのと一緒です。
オンとオフをしっかりつけた方が脳には良い影響を与えるので、旅行の時ぐらいは非効率的に行動した方が良いと言えるでしょう。
それに「現地に行ってその場で決めていこう!」という探求心がやる気や集中力のアップにも繋がってきます。
まとめ

・行き当たりばったりだと現地でいろんな判断をするので記憶に残りやすい
・予定を立てて行動しないと6割増しの時間がかかってしまう
・旅行に行く時ぐらいは効率を忘れて行動した方が脳には良い影響がある
どちらかといえば『行き当たりばったりで行動した方が良い』という結論になりました。
確かに現地でやりたい事を見つけてやる方が本当に休みを満喫している気分になれそうです。
それに旅行先でのハプニングも1つの良い思い出。
そういった事も楽しめるぐらいの気持ちで旅行に臨んだ方が良いのかもしれませんね。