ホンマでっかTVでおなじみの人気コーナー「どっち派討論会」。
2018年2月28日放送の今回は『トーストの焼き加減』をテーマに各分野の先生方とホンマでっかTVのメンバーたちが様々な意見を交わしました。
トーストはこんがりと焼くべきなのか。
今回はその内容について詳しくまとめてみたいと思います。
ホンマでっかメンバーはどっち?

こんがり焼きたい派
・明石家さんま
・マツコデラックス
・磯野貴理子
・梅沢富美男
・小杉竜一(ブラマヨ)
特にこだわらない派
・中村仁美
・ゆりやんレトリィバァ
・吉田敬(ブラマヨ)
それぞれの意見は?

こんがり焼きたい派
梅沢富美男
・焼けてるか焼けてないかはっきりしてもらいたい。
・表面が白くても気にしないっていう人はパンを焼く必要ない。生のまま食えばいい。
小杉竜一
・こんがり焼けてないとトーストって感じがしない。焼きが足りないなって思った時はもう一回焼き直したりする。
特にこだわらない派
中村仁美
・食感の方が大事だから焼き加減は気にしてない。
・こんがり焼けてても焼けてなくてもバターやジャムを塗ってしまえば味は変わらない。
・焼き加減が足りないからってもう一度焼き直す人を見てると面倒臭いことしてるなーって感じる
各分野での意見は?

異常心理評論家:杉浦 義典先生の見解
▼トーストはこんがり焼いた方がいい!
『食感』というのは舌だけでなく、見た目や歯ごたえなどの情報全てを合わせたモノを指します。
そう考えるとこんがり焼けていないトーストよりもこんがり焼けたトーストの方が情報量が多いと言えるので、こんがり焼けたトーストの方が美味しさの要素が多いと言えるでしょう。
それにパンを焼くという単純な作業でも、
・タイマーの時間をちょうど良い焼き加減に合わせる
・中でパンが茶色く焼けてくる感じをじっくり眺める
といった感じで丁寧に行えば瞑想をしているのと同じような効果を得ることが出来ます。
洗濯機の渦を眺めたりするのもそうですが、日常行動を丁寧に行う事はうつ病の治療にも効果が期待されるのです。
マーケティング評論家:牛窪 恵先生の見解
▼トーストはこんがり焼いた方がいい!
メイラード反応によってトーストの色は白から褐色に変わるのですが、この褐色の焦げには味や香りにはやる気をアップさせる効果があります。
朝食に褐色のトーストを食べれば一日のモチベーションを上げる事が出来るので、トーストはこんがり焼いた方が良いと言えるでしょう。
ちなみに、コーヒーの焙煎やおこげ、焼き魚の少しカリッとした部分などでも同じような効果が期待できます。
(※メイラード反応:糖分とアミノ酸が過熱によって化学反応を起こし褐色の物質を生み出す現象のこと)
現代の日本人はトーストが大好きで、10~60代の男女の89%がトーストの事を大好きだと答えています。
そして週に1回以上は食パンを食べるという人の割合は全体の75%にも上ります。
ちょっと豆知識

空間認知評論家:中野 信子先生による補足
牛窪先生が仰ったメイラード反応による褐色の焦げですが、この焦げの味や香りには中毒性があります。
この焦げの味や香りを嗅ぐとドーパミン(快楽ホルモン)が多く分泌されるので、トーストをこんがり焼きたい派の人は焦げの味や香りに対して中毒しやすい人だと言えます。
ちなみに、焦げの味や香りに中毒しやすい人は性的刺激に対して敏感に反応するという性質を持っています。
まとめ
・トーストの焼き加減にこだわるのはうつ予防にもつながる
・トーストの焦げにはやる気をアップさせる効果がある
・焦げの味や香りが好きな人は性的刺激に敏感な傾向がある
結果として『トーストは焼いた方が良い』という結論になりました。
確かにトーストと言われて想像するのはこんがり褐色に焼けたパンを想像しますからね。
よほどのこだわりが無ければパンはこんがり焼いて食べた方がよさそうですね。