ホンマでっかTVでおなじみの人気コーナー「どっち派討論会」。
2018年8月16日放送の今回は『サボって楽をする事に罪悪感を感じるかどうか』をテーマに各分野の先生方とホンマでっかTVのメンバーたちが様々な意見を交わしました。
サボる事に罪悪感を感じるべきか、それとも感じなくていいのか。
今回はその内容について詳しくまとめてみたいと思います。
ホンマでっかメンバーはどっち?

感じる派
・明石家さんま
・船越英一郎
・マツコデラックス
感じない派
・磯野貴理子
・長嶋一茂
・吉田敬(ブラマヨ)
・小杉竜一(ブラマヨ)
それぞれの意見は?

感じる派
明石家さんま
・正月に旅行行く時は仕事を抜くけど、旅行から帰ってきた時はやっぱり焦ってしまう。仕事を抜いてしまったという罪悪感で。
船越英一郎
・サボったりすると自分が許せなくなる。オフの日だったとしても仕事に関する事を何かしてしまう。
感じない派
長嶋一茂
・昔からサボり癖があって、今ではサボる事が生きがいになっちゃってる。これはサボった事を叱る人が今までいなかった事が関係してるんだと思う。
・日本人は常に頑張り過ぎるから体を壊してしまう人が出てしまう。だから合間合間に少しサボる事も必要なんじゃないかなって思う。
吉田敬
・顔の事で『ブツブツ!』とかいじられる時、たまに愛なくいじられる事がある。昔はそれでも「おいお~い!」とか頑張って返してたけど、最近は「(ほっとこう。)」と思うようになった。
各分野での意見は?

マーケティング評論家:牛窪 恵先生の見解
▼罪悪感を感じた方がいい!
どのアンケートを見ても学校や会社をサボった経験があるという人が全体の7~8割ほどいるので、大半の人は勉強や仕事をサボっているという事になります。
しかし罪悪感という点で考えた場合、サボる本人はストレスフリーであってもそれを支える周りはストレスなので罪悪感を感じた方が良いと言えるでしょう。
サボる事への罪悪感を男女で比べてみた場合、
男性:84%
女性:59%
となり、男性の方が女性よりも圧倒的に多いことが伺えます。
法律評論家:堀井 亜生先生の見解
▼罪悪感を感じた方がいい!
楽をするためにサボるという行為は大事です。
ですが『罪悪感を感じるかどうか』となると話は別になります。
楽する時につくウソを悪いと思わない人は道徳観念が欠けていると考えられます。
社会が成り立つのは人に良心の呵責があるからであって、こういった人がたくさんいると社会は成り立たないのです。
ちなみに罪悪感なくウソをつける人が社会には一定数存在します、こういった人は犯罪を犯したり、浮気、借金をする典型的なタイプの人です。
脳科学評論家:澤口 俊之先生の見解
▼罪悪感は感じなくていい!
人がサボるのは当たり前のことです。
気候や環境の変化が起きると本能でサボるように出来ているので、脳や健康のことを考えてもサボった方がいいと言えます。
今回はこの時に『罪悪感を感じるかどうか』というのが論点ですが、周りからの信頼という面を考えるのであれば罪悪感を感じた方が周りからは信頼されます。
罪悪感を感じない人は周りから信頼されにくいでしょう。
しかし、過度の罪悪感は危険です。
過度の罪悪感からストレスを感じ、結果うつ病になってしまう事も考えられるのでサボる時は適度な罪悪感を持つのが良いと言えるでしょう。
脳科学的にはウソをつく人は頭が良いとされています。
しかし『平気で』ウソをつく人は逆に頭が悪いという傾向が見られます。
まとめ
・サボることへの罪悪感は女性の方が強い
・悪い事に対して罪悪感を感じられるから社会が成り立つ
・過度の罪悪感はうつ病の原因になる
どちらかと言えば『罪悪感を感じた方がいい』という結果になりました。
適度なサボりと適度な罪悪感を持つのが生きていく上で一番理想的な形となるみたいですね。