ホンマでっかTVでおなじみの人気コーナー『アナタはどっち派?得するホンマでっか』。
2016年2月3日放送の今回は『お風呂の最適な温度』をテーマに各専門分野の先生方とホンマでっかTVのメンバーたちが様々な意見を交わしました。
お風呂の温度は熱い方が良いのか、それともぬるい方がいいのか。
今回はその内容についてまとめてみたいと思います。
ホンマでっかメンバーはどっち?

熱め派(40度以上)
・マツコデラックス
・磯野貴理子
・吉田敬(ブラマヨ)
・マギー
・安田顕
・篠井英介
・浅野和弘
ぬるめ派(40度未満)
・明石家さんま
・小杉竜一(ブラマヨ)
それぞれの意見は?

熱め派の主張
吉田敬
・お風呂の温度がぬるいと「いつあったまるねん!」って言いたくなる。
マツコデラックス
・ぬるいと上がったあとにどんどん寒くなっちゃう。それに、熱いお風呂に浸かり切った時の達成感が気持ちいい。
安田顕
・熱めのお風呂に入らないと目がシャキッとしない。(朝風呂派)
篠井英介
・熱いお風呂に入った時に『あ゛ぁぁ~』って言いたい。
ぬるめ派の主張
明石家さんま
・若い時より熱いお風呂に入るようになったけどそれでも39℃ぐらいのお風呂に入ってる。
小杉竜一さん
・40度超えたら熱く感じるし、温まるのが目的ならぬるめで長時間浸かった方がいいと思う。
各分野での見解は?

脳科学評論家:澤口 俊之先生の見解
▼お風呂の温度は熱めの方が良い!
熱めのお風呂に5分ほど浸かり続けていると『エンドルフィン』という快感物質が体内で分泌され始めます。
これは熱いお風呂が不得意な人でも同じように分泌されます。
このエンドルフィンという物質には、
・気分を高揚させる(ランナーズハイと似た効果)
・脳を若返らせる
・活性酸素を減らす(老化を予防する働き)
という効果が期待出来るので、脳科学という観点から考えると熱めのお風呂に浸かるのは良い事だと言えるのです。
心理学評論家:植木 理恵先生の見解
▼お風呂の温度はぬるめの方が良い!
脳科学的にはエンドルフィンが出るので熱いお風呂が良いという見解でしたが、エンドルフィンの効果というのは『一時的』な物です。
熱いお風呂に浸かった後は体がシャキッとして集中力も高まるでしょうが、一定時間経ってしまえば脳の活動がたるんでしまうので集中力は落ちてしまいます。
熱いお風呂は即時性があるので、
・すぐに目を覚ましたい
・一時的に集中力を高めたい
という時には良いかもしれませんが、集中力を『長時間』高めたい場合は気持ちを『リラックス』させる事の方が大切です。
過去に実験も行われた事がありますが、ぬるめのお湯を浴びた人の方が集中力が長時間持続したという研究結果も出ています。
長時間の集中力を求める時は、ぬるめのお風呂に浸かってリラックスする方が心理学的には良いという事が言えるでしょう。
環境評論家:武田 邦彦先生の見解
お風呂は熱めの方が良い!
熱いお風呂に浸かる方が長寿になれるので断然お得です。
なぜなら熱いお湯に浸かる方が体内の免疫細胞が活性化されて、
・ガン
・感染症
などの病気を防ぐことが出来るからです。
しかし、熱いお風呂に入る際は注意点が1つだけあります。
それは急激な温度変化による血圧の変化。
血圧が上下しやすくなるのでそこだけは注意が必要です。
まとめ

・熱めの方が免疫細胞が活性化する
・熱めの方がエンドルフィンが分泌されるので脳が若返る
・ぬるめの方が集中力が長時間持続する
どちらかといえば『熱めのお風呂が良い』という結論になりました。
その時の状況によってお風呂の温度を調節するのが一番の理想みたいですね。