2017年9月6日放送のホンマでっかTVで人の容姿に関するいろんな知識が各方面の先生たちによって披露されました。
今回はその内容をまとめてみたいと思います。
イケメンは免疫力が高く風邪をひきにくい

▼認知科学評論家:中野 信子先生の見解
男性の場合はルックスが免疫力に影響していて、
ルックスが良い人=抗体をたくさん持っている
という傾向があります。
そのためイケメンは風邪を引きにくいと言えます。
顔の美しい女性は生殖能力が高い

▼認知科学評論家:中野 信子先生の見解
女性の場合はルックスが生殖能力に影響していて、
ルックスが良い=生殖能力が高い
という傾向があります。
理想的なフェイスラインに近い人ほど生殖能力が高いと言えるでしょう。
生殖能力が高い女性ほど美しく見える

▼環境評論家:武田 邦彦先生の見解
私たちが女性に対して美を感じるのは『見た目の美しさ』ではなく『生殖能力の高さ』に紐づいています。
つまり、女性の美しさというのは『生殖能力の高さ』が本来の『美』の尺度であって『見た目の美しさ』に対しては何も感じていないのです。
▼認知科学評論家:中野 信子先生の補足
女性ホルモンの分泌量が高いほどウエストにくびれが出来やすくなります。
『お腹がくびれていてお尻は大きい』
つまり安産体型となるので『美しさ』は『生殖能力が高い』ということに紐づいてくるのです。
顔の美しさと婚姻率は全く関係ない

▼マーケティング評論家:牛窪 恵先生の見解
美人がモテやすいのは事実です。
付き合うという段階においてはたくさんの男が寄ってくるでしょう。
しかし、結婚となると話は別です。
顔の魅力度を10段階で測ってくれる自動顔認証システムというものがあるのですが、このシステムを利用して複数の結婚相談所で調査を行ったところ、
『魅力度が9~10点評価の女性と1~2点評価の女性の婚姻率はほとんど変わらない』
という事が調査の上で分かりました。
つまり、顔の美しさと婚姻率には相関関係がないという事が言えるのです。
女性が結婚出来るかどうかは運次第

▼マーケティング評論家:牛窪 恵先生の見解
男性の場合は高収入・高身長の人ほど婚姻率が高いということがデータ上ではっきりしています。
しかし、女性の場合は何が良ければ婚姻率が高くなるのか未だにはっきりしていません。
結局のところ、女性が結婚するために必要なものは美しい顔ではなく『運』になるのです。
美人なのに結婚できない理由…
理由としては2つ考えられます。
①女性側が選り好みし過ぎ(結婚のハードルを上げてる)
②男性側の気後れ(何か裏があるんじゃないかと警戒する)
男性はイケメンの方が結婚しやすい

▼マーケティング評論家:牛窪 恵先生の見解
女性とは対照的ですが、男性の場合はイケメンの方が婚姻率が高いというデータが出ています。
男性の場合は生殖能力という部分で女性の魅力を判断していますが、女性の場合は生殖能力で判断せずに顔の良さで結婚するかどうかを判断している傾向にあるようです。
ちなみにイケメンの場合は婚姻率だけでなく、
・離婚率が低い
・再婚率が高い
という傾向もあります。
男性の場合だと結婚に関しては総じてイケメンが有利な状況にあるようです。
美人が前提な職業の女性は富裕層との結婚率が低い

▼認知科学評論家:中野 信子先生の見解
・キャビンアテンダント
・コンパニオン
・女性アナウンサー
・モデル
などの外見的魅力が要求される職業の女性は富裕層との結婚率が低い傾向にあります。
年収が約9000万~1億円程度の男性を対象にして『妻の前職』を調査したところ、外見的魅力が要求される職業に就いていた人の割合は全体の2%以下。
外見的魅力が要求される職業の女性は富裕層と結婚しているようなイメージがありますが、データで見てみると意外に富裕層との結婚率が低いということが分かります。
▼環境評論家:武田 邦彦先生の補足
金持ちの男性に「どういった女性と結婚したいか」という質問をしてみると、
『自分の仕事を手伝うことが出来る女性』
という答えがよく返ってきます。
やはり金持ちの男性にとって、自分が仕事を続けていくためにはいろんな面で妻のサポートが必要になってくると考えるようです。
そのため、富裕層の男性は結婚を考える女性に対して『外見的な魅力』は求めず『内面的な魅力』を求めて結婚する傾向にあるのです。
美容整形せずに顔を美しくする事が出来る

▼デンタル美顔評論家:是枝 伸子先生の見解
骨格は生まれ持った物なので整形しないとその形を変えることは出来ませんが、その上に付いている筋肉はトレーニングやマッサージなどで大きく変えることが出来ます。
若返ったり美人になれるという訳ではないのですが、凝り固まっている顔の筋肉を緩めてあげることで美人の理想値に近づく事は可能です。
リフトアップするためのトレーニング方法
顔にはたくさんの筋肉があり、それが複雑に絡み合っています。
その中でもエイジングケアの要と言われているのが『モダイオラス』と呼ばれる部分になります。
↓モダイオラスの場所
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▼マッサージの手順
①手の親指を口に入れてモダイオラスに当てます
②残りの指を頬に添えて口中の親指と一緒にモダイオラスをはさみます
③指を上下に動かしながらモダイオラスを30秒ほぐします
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引用:女性の美学
最初は痛いかもしれませんが、筋肉が緩んでくれば徐々に痛みも無くなってきます。
1日1分程度が目安でお風呂に入ってる時なんかにやるといいでしょう。
心の持ち方次第でその人の顔立ちも変わる

▼心理評論家:植木 理恵先生の見解
心の中で『嫌な事』や『悪口』を考えていると自然とそういう顔立ちになる事が心理学の研究で判明しています。
つまり、優しい顔立ちになりたいのであれば優しい心を持つことで自然と優しい顔立ちに変化させることが出来るのです。
プロフィール写真は自分で選ばない方が良い

▼マーケティング評論家:牛窪 恵先生の見解
SNSなどでプロフィールを設定する際に自分の写真を選んだりする事があるかと思いますが、自分のプロフィール写真を自分で選択するのはあまり好ましくありません。
オーストラリアのとある大学でそれを裏付ける実験が行われたのですが、
①好きな自分の写真を12枚用意する
②12枚の中から1番良いと思う写真を一枚選ぶ
③他の学生たちにも12枚の中で1番良いと思う写真を選んでもらう
④実験の事を全く知らない第三者の人に12枚の中で1番良いと思う写真を選んでもらう
という方法で実験を行ったところ、
自分が選んだ写真=第三者からの評価が低い
他の学生が選んだ写真=第三者からの評価が高い
となる事が分かりました。
なぜこうなってしまうのかというと、
『自分で選んだ場合、主観性(その時の状況や思い込みなど)が強くなっているので客観性が薄れてしまっている』
ということが原因として考えられています。
▼印象評論家:重太 みゆき先生による補足
自分が写真を選ぶ時と他人が写真を選ぶ時では、良いと思う基準が異なってくるのでこういった事が起きてしまうのではないかと考えられます。
自分が選ぶ時の基準:自分が抱えるコンプレックス(2重アゴや顔の大きさなど)を隠せているか
他人が選ぶ時の基準:その人の良さが出ているか、親しみを感じられるか
まとめ

今回のホンマでっか情報はいかがだったでしょうか。
女性の結婚に関する情報などは特に「ホンマでっか!」というような内容だったんじゃないかと思います。
やはり外見磨きだけでなく内面もしっかり磨くことが、理想的な結婚をするための大事な要素なのかもしれませんね。