世の中のホンマでっかな情報を各分野の評論家たちが発信していくバラエティ番組『ホンマでっかTV』。
2016年月2月24日放送の今回は『誕生日』をテーマに各分野の先生たちが様々な知識を披露してくれました。
専門家の話によれば、その人の誕生日を知るだけで
・寿命の長さ
・なりやすい病気
・性格
・職業の傾向
など、いろいろな事が分かってしまうのだとか。
まさに「ホンマでっか!」と言いたくなるような内容ですね。
という訳で、今回は誕生日に関するホンマでっかな情報をまとめていきたいと思います。
秋に生まれると長生きする
出典:http://goo.gl/vvHSfs
▼総合医療評論家:亀井 眞樹先生の見解
アメリカ:シカゴ大学の研究グループが『100歳以上の長寿を誇る1500人』を対象に、誕生日に関する調査を行っています。
その調査結果で分かったのが、
100歳以上の長寿者が多い誕生月:9~11月生まれ
100歳以上の長寿者が少い誕生月:3~7月生まれ
ということでした。
特に『3・5・7月生まれ』の人は9~11月生まれの人たちと比べて『100歳まで生きる確率』が40%も低いという結果となっています。
ちなみに、誕生月は寿命だけでなく『なりやすい病気』にも影響を及ぼします。
アメリカ:コロンビア大学の研究グループが約170万人を対象に、誕生月と1600種類の病気との関係性を調査したところ『55種類』の病気が誕生月と密接な関係にあることを確認しているのです。
・誕生月でなりやすい病気
1月:心臓・血管
2月:心臓・血管・肺がん
3月:心臓・血管・前立腺がん
4月:心臓・血管
5月:-
6月:-
7月:-
8月:-
9月:呼吸器
10月:呼吸器
11月:呼吸器
12月:-
(-の部分は番組内で発表がありませんでした。)
・誕生月でなりにくい病気
1月:-
2月:呼吸器
3月:呼吸器
4月:呼吸器
5月:呼吸器
6月:-
7月:-
8月:-
9月:心臓・血管
10月:心臓・血管
11月:心臓・血管
12月:-
(-の部分は番組内で発表がありませんでした。)
上の表を見れば分かるように、9~11月生まれの人は、
・呼吸器などの軽度な病気に感染して免疫力がアップ
・心臓や血管などの大きな病気にはなりにくい
という特徴を持っているので、秋生まれの方が『免疫力が高く長生きしやすい』のではないかと考えられているのです。
ちなみに5~7月生まれは病気にかかりにくいので健康的ではあるのですが、9~11月のように免疫力が鍛えられていないので急な大病に抵抗できず短命になりやすい傾向があります。
※追記
他の誕生月についてまとめてある情報がありましたのでそちらも記載したいと思います。
・なりやすい病気
1月:高血圧、心筋症2月:肺がん・気管支がん、喉の異物感
3月:心疾患(心房細動、冠状動脈硬化症、うっ血性心不全、僧帽弁疾患)、前立腺がん
4月:狭心症、急性心臓病、慢性心筋虚血症
5月:特になし(病気の発症リスクは最も低い)
6月:心筋梗塞前症候群、ぜんそく増悪(発作)
7月:特になし(病気の発症リスクは二番目に低い)
8月:結膜炎
9月:急性細気管支炎、ぜんそく、中耳炎、適応障害、嘔吐しやすい
10月:風邪(急性上気道炎)、急性咽頭炎、近視、胃の機能障害、月経痛
11月:ADHD(注意欠陥・多動性障害)、急性扁桃炎、非感染性腸炎、下痢、非炎症性膣疾患
12月:アザが残りやすい
・なりにくい病気
1月:中耳炎、喘息、嘔吐しやすい2月:急性細気管支炎、視覚不良、胃の機能障害、発熱、ぜんそく増悪(発作)
3月:ADHD(注意欠陥・多動性障害)、月経痛、急性扁桃炎
4月:急性咽頭炎、非感染性腸炎、近視、遠視、アザが残りやすい
5月:風邪(急性上気道炎)、結膜炎、社会性の未発達
6月:性的感染症
7月:下痢、非炎症性膣疾患、妊娠・出産・産褥期の合併症
8月:特になし
9月:狭心症、心筋症、急性の心臓病
10月:心房細動、冠状動脈硬化症、高血圧、前立腺がん、喉の異物感
11月:肺がん・気管支がん、慢性心筋虚血、僧帽弁疾患
12月:特になし
引用:10MTVオピニオン
▼教育評論家:尾木 直樹先生による補足
血液型も健康に影響を及ぼします。
O型は抗体が強い傾向にあるので『5月・7月生まれのO型』は特に健康的だと言えます。
※追記
他の血液型についてまとめてある情報がありましたのでそちらも記載したいと思います。
A型・・・ノロウイルス等の食中毒、肺炎といった感染症全般に加えて、糖尿病、心筋梗塞もかかりやすい。
O型・・・最も免疫力が高く、がんや心筋梗塞、糖尿病に強い。一方、胃潰瘍にはなりやすい。
B型・・・結核やインフルエンザにかかりやすい。結核は、O型に比べて10%も感染率が高い。
AB型・・・最も免疫力が弱く、梅毒やインフルエンザなどにかかりやすい。
引用:現代ビジネス
秋に生まれた人は運動能力が高い

▼生物評論家:池田 清彦先生の見解
秋生まれの人は運動能力が高い傾向にあります。
イギリスの研究データになりますが、運動能力が特に高かった11月生まれの人と4月生まれの人で運動能力を比較してみたところ、11月生まれの人の方が、
・走る速度が10%速い
・ジャンプする高さが12%高い
・力が15%強い
という結果になったのです。
運動神経が良い理由…
これは『母体にいる時期の違い』が影響しているのではないかと考えられています。
人間は日光を浴びるとビタミンDが生成されるのですが、
秋生まれの子供=妊娠後期がちょうど夏の時期
春生まれの子供=妊娠後期がちょうど冬の時期
となるため、妊娠後期に日光をたくさん浴びやすい『秋生まれの子供の母親』の方が、体内でビタミンDが多く生成されて胎児に好影響を及ぼすのではないかと考えられているのです。
※ビタミンDは別名『太陽のビタミン』と呼ばれ、健康な骨を作るために必要な栄養素となります。
春生まれの人はプロ野球選手やサッカー選手になりやすい

▼環境評論家:武田 邦彦先生の見解
プロ野球選手やサッカー選手の統計を見てみると『4~6月生まれ』は全体の約30%を占めます。
逆に『1~3月生まれ』の人は全体の約15%ほどで4~6月生まれの半分以下。
こうなる理由として考えられるのが『小学校の学年分け』だと言われています。
なぜ学年分けが能力差に繋がるのかというと、
『早生まれと遅生まれの間には最大で1年近くの時間差』
があるので体格の差が生まれてしまい、それによって運動能力にも差が生まれてしまうのです。
しかも、この運動能力の差は20歳になるぐらいまで引きずってしまいます。
生まれ月から職業の傾向が分かる

▼脳科学評論家:澤口 俊之先生の見解
生まれ月によって職業の傾向も分かることがアメリカの研究で発表されています。
・誕生月の職業の傾向
1月:借金に関連する仕事
2月:アーティスト
3月:パイロット
4月:-
5月:-
6月:-
7月:高収入のアメフト選手は少ない
8月:高収入のアメフト選手は少ない
9月:スポーツ選手・物理学者
10月:-
11月:-
12月:-
(-の部分は番組内で発表がありませんでした。)
※追記
他の誕生月についてまとめてある情報がありましたのでそちらも記載したいと思います。
1月:開業医、債務取立者、不動産業者
2月:アーティスト、物理学者、交通監視員、脳疾患にかかる傾向にある
3月:パイロット、ミュージシャン
4月:独裁者的になる傾向にある、健康障害を抱えるおそれがあり、平均的にIQが低い傾向がある
5月:スポーツ選手、政治的手腕を発揮する
6月:経営者、ノーベル平和賞受賞者のうち5人がこの月の生まれ
7月:レンガ職人、電車の運転士、作家
8月:レンガ職人
9月:物理学者、スポーツ選手
10月:3月生まれの人よりも215日も長く生きる傾向がある
11月:統合失調症にかかる可能性があり、連続殺人犯も11月生まれが多い
12月:歯科医、宗教や世俗的な事柄の指導者
生まれ月によって性格が変わる

▼心理評論家:植木 理恵先生の見解
性格の形成も誕生月によって大きく関わってきます。
・4~6月生まれ
体が大きく身体能力も高いので幼少期から『自信のある人間』に育つ傾向にあります。
『自分より弱い立場の人間』や『学年が下の立場の人間』などと遊ばせることで、より優しい子に育つでしょう。
・1~3月生まれ
小さいながらも失敗経験をたくさん積みながら頑張って育つので『弱い人の痛みが分かる優しい子』に成長する傾向にあります。
成功体験などをたくさんさせたり、褒めて伸ばしてあげることが大切になってくるでしょう。
アメリカでは翌年の入学が認められている

▼教育評論家:尾木 直樹先生の見解
発達などの違いを考慮して『一年遅らせて学校に入学』をすることがアメリカでは認められています。
日本ではまだそういったことは認められていませんが、一部の幼稚園や学校では生まれ月によって入学試験の日程が考慮されているところもあります。
場所によっては受験内容自体が違う所などもあります。
みずがめ座は交通事故に遭いやすい

▼マーケティング評論家:牛窪 恵先生の見解
愛知県警が取った統計によると、
・歩行者が事故に遭いやすい順位
1位:みずがめ座
2位:やぎ座
・自転車の事故が起きやすい順位
1位:みずがめ座
2位:やぎ座
3位:うお座
という結果が出ています。
ちなみに、みずがめ座は高齢者の事故も1位、ドライバーの当事者事故でも2位という結果に。
こうなってしまう理由についてはっきりとした答えはないのですが、可能性の1つとして考えられているのが、
『みずがめ座を含む1~3月生まれの人は集中力が欠けているのではないか』
という事です。
澤口先生のデータにもあるように、早生まれの方は『アーティスト系で発想力が豊かな人』が多いのですが、逆を言えば『話があちらこちらに飛んでしまうタイプ』なので集中力が欠けているということも同時に言えてしまうのです。
※追記
その他の星座について愛知県警のデータを元にランキングをまとめてみました。(平成17年から平成26年までの10年間の統計)
・歩行者の死亡事故順位
1位:みずがめ座
2位:やぎ座
3位:さそり座
4位:おとめ座
5位:かに座、てんびん座
7位:おひつじ座、うお座
9位:いて座
10位:しし座
11位:おうし座
12位:ふたご座・自転車の死亡事故順位
1位:みずがめ座
2位:やぎ座
3位:うお座
4位:おとめ座、さそり座
6位:おうし座、かに座
8位:しし座、てんびん座
10位:おひつじ座
11位:いて座
12位:ふたご座・高齢者の死亡事故順位(65歳以上)
1位:みずがめ座
2位:やぎ座
3位:おとめ座
4位:てんびん座
5位:さそり座
6位:うお座
7位:おうし座
8位:おひつじ座
9位:しし座
10位:かに座
11位:ふたご座
12位:いて座・飲酒運転を起こす順位
1位:しし座
2位:みずがめ座
3位:おとめ座、うお座
5位:おうし座
6位:いて座
7位:ふたご座
8位:てんびん座
9位:おひつじ座
10位:かに座
11位:さそり座
12位:やぎ座・交通事故の当事者となる順位
1位:うお座
2位:みずがめ座
3位:ふたご座
4位:てんびん座
5位:おうし座
6位:しし座
7位:さそり座
8位:おとめ座
9位:おひつじ座
10位:かに座、やぎ座
12位:いて座参照元:愛知県警察
▼脳科学評論家:澤口 俊之先生による補足
1~3月生まれは冒険性が強いというデータが出ています。
その根拠というのが『脳内ホルモン』です。
1~3月生まれはドーパミンの分泌が特に多く、新奇追求性が高いので危険を好む傾向にあります。
こういった危険を好む行為はイコールすると芸術性が高いという事になるので、芸術的な行為を運転にも求めてしまう可能性があるのです。
その結果、危険な運転を行ってしまい交通事故に繋がるのではないかと考えられます。
誕生日は盛大に祝った方がいい

▼心理評論家:植木 理恵先生の見解
心理学的には『誕生日は盛大に祝った方が良い』とされています。
なぜかというと『何かを頑張ったから』という条件付きで祝われるのではなく『生きているだけでみんなが祝ってくれる』という日が誕生日ぐらいしかないからです。
無条件で祝ってもらうことはその人の心に余裕が生み、逆に条件付きでしか祝われないという経験は心に余裕を無くしてしまいます。
条件が無くても認めてもらえるんだという経験が心の余裕に繋がって、
・チャレンジ精神
・クリエイティブな発想
・自己開示力
を身に付けるきっかけとなるのです。
そのため、誕生日を盛大に祝われた経験を子供時代の時に多くしている人ほど創造性が高いという傾向にあるのです。
▼教育評論家:尾木 直樹先生による補足
赤ちゃんの時にみんなでバースデーパーティーをすると頭が良くて積極的な子供に育ちます。
たくさんの大人がその子に関わってくれる上に、お祝いでみんながニコニコとしてくれる事が赤ちゃんにとって好影響を与えるのです。
▼脳科学評論家:澤口 俊之先生による補足
脳科学の観点からしても赤ちゃんの時に誕生日を祝うことは非常に好影響を与えます。
人間は生後1~3ヵ月で脳が急速に発達し、3ヵ月後には大人の55%程度の大きさまで成長します。
1歳のバースデーパーティーは本人の記憶の中には残らないかもしれませんが、脳の発育としては非常に良いのです。
男は誕生日の前に、女は誕生日の後に亡くなる事が多い

▼教育評論家:尾木 直樹先生の見解
カリフォルニア州に住んでいる約300万人の住民を対象に調査を行ったところ、
女性:誕生日の翌週に亡くなる事が多い
男性:誕生日の一週間前に亡くなる事が多い
というデータが出ました。
これは男性と女性において、誕生日への捉え方に違いがあることが原因です。
男性:誕生日の事を『デッドライン』と呼び、これまでの人生を振り返り良い事なんてあまりなかったなと悲観しやすい傾向がある
女性:誕生日の事を『ライフライン』と呼び、これからの人生を楽しみにする傾向がある