ラッコは寝る時に仲間と手をつなぐ?その意外な理由とは

水面に浮かびながらのんびりと流されていく姿が印象的な動物『ラッコ』

国内では一部の水族館だけでしか見る機会がないですが、知らない人はいないんじゃないかってぐらいラッコの知名度は高いですよね。

キュートな見た目や仕草から好きな動物だという人も多いと思いますが、ラッコって寝る時に仲間と手をつないで寝る生き物だという事はご存知でしたか?


出典:https://goo.gl/iGQ1ZV

「水族館で手をつないでいるとこを見たことがある!」っていう人もなかにはいるかと思いますが、実はラッコは手をつないで寝る事があります。

でもなんで手をつないで寝るんでしょうか?

手つなぎラッコの可愛さに見とれてあまり気にならないかもしれませんが、今回はその手をつなぐ理由とラッコの意外な豆知識、そしてカワイイ動画や画像についてまとめていきたいと思います。

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寝る時に手をつなぐ理由


出典:https://goo.gl/WHkpfd

皆さんは寝る時にラッコがなぜ手をつなぐのかどんな理由を思い浮かべますか?

意外と寂しがり屋?

くっつくと温かいから?

観客へのパフォーマンス?

実はラッコが手をつなぐ理由には自然を生き抜くための習性が大きく影響しているのです。

 

野生のラッコは寝る時に○○を巻き付ける

野生のラッコたちは寝る時ももちろん水面で寝ます。

しかし、何もせずにそのまま寝てしまうと潮の流れの影響で遠くに流されてしまう危険性があります。

そんな危険を防ぐ時に使うのが水中に生えている便利なアイテム『コンブ』。

これを巻き付けて寝る事でラッコたちは潮に流されることなく安心して眠りにつくことが出来るのです。

 

水族館では『コンブに巻き付く』が『手をつなぐ』に

コンブにくるまって寝る習性があるラッコたちですが、肝心のコンブが水族館にはありません。

「このままでは流されてしまう!」(実際には流されないけど)

と焦ったラッコたちが考えた結果が『仲間と手をつなぐ』という行動につながったという訳なんですね。

↓実際に手をつないでいる様子の動画がこちら

何回見ても癒されます!

ラッコたちにとっては生きるための防衛本能かもしれませんが、私たち人間からすれば「カワイイ!」以外の何者でもありませんね(笑)

 

飼育されている水族館

ではこんなかわいいラッコたちはどこに行くと見ることが出来るのでしょうか。

実は北海道の沿岸域にも野生のラッコは生息しているので見に行けば会える可能性はありますが、よほどの運がないと遭遇しないので基本的には水族館に行くことになるかと思います。

ちなみに国内でラッコを飼育している水族館は以下の8ヵ所だけに限られています。

・アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城)

・新潟市水族館マリンピア日本海(新潟)

・のとじま水族館(石川)

・鳥羽水族館(三重)

・海遊館(大阪)

・神戸市立須磨海浜水族園(兵庫)

・アドベンチャーワールド(和歌山)

・マリンワールド海の中道(福岡)

(2017年11月時点)

日本には約110ヵ所の水族館がありますが、ラッコを飼育しているのはわずか8ヵ所

水族館の人気者なのにラッコを飼育している水族館は意外に少ないんです。

「もっと飼育したらいいのに」

と普通なら考えちゃいますよね。

しかし、これにはちゃんとした訳があるのです。

 

国内で個体数が少なくなっている理由

ピーク時の1994年には28施設で122頭もいたラッコですが、現在は8施設12頭まで激減している国内のラッコたち。

この20年ほどの間で10分の1まで個体数が減ってしまったのです。

ここまで個体数が減少してしまった原因は何なのか。

それには『輸入が出来ない』『繁殖が難しい』などの理由が原因として考えられます。

 

輸入が出来ない

国内で飼育されているラッコのほとんどはアメリカから輸入されたラッコになります。

しかし、90年代の後半ごろから個体数の減少動物愛護団体の反発が影響してアメリカがラッコの輸出を許可しなくなりラッコの輸入が困難に。

輸入に頼る事が出来なくなったため、現在では国内での繁殖でしかラッコの個体数を増やすことが出来なくなってしまったのです。

 

繁殖が難しい

国内繁殖でしか個体数を増やせなくなっているのが現状ですが、水族館で長い間飼育されてきたラッコたちは野生の本能が薄れてしまっているためか交尾や育児にとても消極的

それに合わせて国内ラッコの高齢化もどんどん進んでいるため、なかなか繁殖させることが難しく減少の一途をたどっている状態なのです。

国内にいるラッコもあと12頭。このままいけばラッコたちのカワイイ姿が生で見れなくなってしまいます。

しかし、近年では保護活動によってラッコの個体数が増えたアメリカがヨーロッパの水族館に輸出した例も出てきているので、日本への輸出が再開される日は近いかもしれませんね。

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ラッコの豆知識

ここからはラッコの意外な生態について紹介していきたいと思います。

グルメで食いしん坊


出典:https://goo.gl/nXeHLQ

体が小さいのでそんなに食べるようには見えませんが、実はかなりの量のエサを食べます。

40kgのラッコで計算すると1日の食事量はなんと約10kg
カロリーで言えば1日5000~6000キロカロリーを毎日摂取しているのです。

人間なら完全にデブまっしぐらな食事量。

ラッコって小っちゃくてカワイイけど実はメタボなのか?と疑ってしまいたくなる内容ですが、実はこれだけ食べても摂取したほとんどが体温を保つために消費されてしまいます。

皮下脂肪がほとんどないラッコにとって、これだけ食べないと逆に体温が維持出来ず命を落としてしまう危険性があるという訳なんですね。

ちなみに、ラッコが好んで食べるのは魚やカニ・ウニ・エビ・ホタテ・ハマグリ・アワビ・イカなどの高級食材ばかり。

もしラッコをお寿司屋さんに連れていったとすれば、お会計が大変なことになるのは間違いなさそうですね(笑)

 

実は毛深い


出典:https://goo.gl/V0hZ5K

見た目のとおり全身を体毛に覆われているので『毛深い』と言われても「まぁそうでしょうね。」という反応が返ってきそうですが、皆さんが思っている以上にラッコには毛が生えています。

人間の体毛はおよそ130~140万本(そのうち頭髪部分が10万本)と言われていますが、ラッコの体毛はそんな本数では足元にすら及びません。

1000万本?

まさかの1億本?

実はなんと8~10億本という桁違いの本数がラッコの身体に生えているのです。

縦1cm×横1cmの小さな範囲に人間の頭髪と同じ10~15万本の体毛がラッコの皮膚には生えている計算に。

この小さな範囲で、すでに人間の頭髪分の本数がスッポリ収まってしまうなんて驚きですよね。

ちなみにこれだけ毛深いのにはもちろん理由があって、体毛には体温を維持するという大事な役割があります。

冷たい海水から身を守るために進化した結果という訳なんですね。

 

かなりのキレイ好き

ラッコはキレイ好きとしても有名です。

暇があれば自分の顔や身体をゴシゴシ・・・毛皮の手入れに余念がありません。常に自分磨きを欠かさない、いわば意識高い系なのです。

しかし、この行動はただ単にキレイ好きな性格だからやっているという訳ではありません。

先ほど話したとおり全身を8億本の体毛で覆われているラッコですが、このフサフサの体毛はきちんと手入れをしておかないと保温効果をまったく発揮しません

キレイな状態を常に保つことで毛皮の表面が水をはじき、毛皮の中に取り込まれている空気が海水からの冷気を和らげてくれる働きをしてくれるのです。

身体をキレイにするという行動は単にキレイなのが好きだからという訳ではなく、自分の命を守るための大事な行動だったという訳なんですね。

 

〇〇がとても大きい

当たり前のように水面をプカプカと浮かび続けるラッコ。

見慣れた光景なので特に疑問だとは思わないかもしれませんが、なんであんな風に浮かび続けられるんでしょうか?

人間が同じことをしてもあんな風にはなりませんよね。浮かべたとしてもラッコのような余裕はないと思います。

なぜ優雅に浮かび続けていられるのか、その秘密はラッコの肺の大きさにあります。

通常の動物と比べてラッコの肺の大きさはなんと約2.5倍!

小さいボディには見合わないとても大きな肺を持っているのです。

この大きな肺があるからこそ水面に浮かび続けたり、海中に潜ってエサを探しに行く事が出来るという訳なんですね。(ちなみにラッコは約4分ほど水中に潜り続けることが出来ます。)

 

秘密のポケットがある

ラッコの脇の部分にはシワがたるんだようなポケットがあります。
その秘密のポケットから出てくるもの・・・それは貝を割る時に使うお気に入りの『マイ石』になります。

ラッコは貝を割る時に石を使いますが、実はその辺に転がっている石は使用しません
長年愛用し続けているお気に入りの石を秘密のポケットから取り出して使用しているのです。

人間でいうマイ箸持参みたいな感じですね。

実際に水族館でその様子は見られるのかな?と思いましたが、水族館で飼育されているラッコは貝をそのまま与えるとガラスに投げつけて割ってしまうらしいので中身を取り出したり、開けた状態で与えているそうです。

残念ながら石を取り出して貝を割るところは見ることができないようですね。

 

ラッコのムービー集

最後はラッコのカワイイムービー集で締めくくりたいと思います。(音が大きい動画もあるので音量にご注意ください。)

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