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生まれたての赤ちゃんコアラは1円玉と同じ大きさ?主食は親のウンチ?

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母親コアラにくっついている姿が印象的な赤ちゃんコアラ。

どこに行く時もお母さんから離れずギュッとしがみついてついている姿はとっても可愛らしいですよね。仲良さそうにしているコアラ親子の姿を見ていると思わずほっこりした気分になれます。

そんな赤ちゃんコアラですが、一人前に成長するまでの様子がちょっと変わっているみたいなので今回は生まれてから大きくなるまでの赤ちゃんコアラの生態について少しまとめてみたいと思います。

生まれたての赤ちゃんはとってもミニマム

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コアラの赤ちゃんは産まれる時にとっても小さな姿で誕生します。

そのサイズはなんと2cm!

身近な物だと1円玉がちょうど同じくらいの大きさになります。とっても小さいですね。

見た目も、「出てきてホントによかったの?まだお腹の中にいてもよかったんだよ?」と心配してしまいたくなるような姿をしています。
(耳も毛もまだ生えておらず、ピンク色のジェリービーンズみたいな感じの姿)

そんな弱々しい姿で生まれてくるコアラの赤ちゃんですが、生まれて早々に一つの小さな試練が待ち構えています。

実はコアラにはカンガルーと同じように育児嚢という赤ちゃん専用のポケットがあって、ある程度の大きさになるまでそこで安全に暮らすのですが、赤ちゃんが生まれてくる場所はその安全なポケットの中ではなく少し離れた場所にある産道から生まれてきます。

そのため赤ちゃんコアラは生まれてすぐに『臭覚』『触覚』『生まれつき備わっている方向感覚』だけを使ってポケットを目指す小さな冒険をしなければなりません。

目はまだ見えないので視界は真っ暗な状況。臭いと感覚だけを頼りに進んでいくのはなかなか危険な道のりですよね…

でもそれを乗り越えて無事にポケットまで辿り着ければあとはもう安心。安全なポケットの中でお母さんコアラの母乳を飲みながらすくすくと成長を遂げていくのです。

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離乳食はお母さんコアラのウンチ

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赤ちゃんコアラはお母さんの母乳からユーカリへと食事が切り替わるまでの間に大事な物を離乳食として食べておかなければなりません。

それはお母さんコアラのウンチです。

ウンチと聞いて「えっ、ウンチ食べるの?」と思った人は多いと思います。人間はウンチ食べませんからね。

でもコアラにとってこの離乳食はとっても大事でこれを食べないと赤ちゃんはいつまで経ってもユーカリを食べる事ができません。

なぜならお母さんコアラのウンチにはユーカリを分解してくれる微生物がたくさん含まれているからです。

赤ちゃんコアラにはこの微生物が腸内にいないのでそのままではユーカリを消化することが出来ませんが、このウンチを食べることによって微生物が赤ちゃんコアラの腸にも定着していき、最終的にはお母さんコアラのウンチを卒業して自分でユーカリを食べれるようになるという訳ですね。

 

赤ちゃんコアラがとってもカワイイ!

最後に赤ちゃんコアラのカワイイ動画をいくつか見つけたのでよければこちらをご覧ください!

 

 

もう可愛すぎてヤバいですね…なんで赤ちゃんってこんなにカワイイんでしょう。いくらでもリピート再生できます(笑)