あまり知られていない職業の秘密をその道のプロがぶっちゃけるバラエティ番組『ジョブチューン』。
2018年2月10日放送の今回は『睡眠不足を解消する食べ物』について医学界の名医がぶっちゃけてくれました。
刺激的な食べ物のキムチがなぜ睡眠不足に効果的なのか。
今回はこの事についてまとめてみたいと思います。
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キムチが効果的な理由

▼精神神経科医:古賀 良彦先生の見解
睡眠の質を向上させるには『GABA』という栄養素が非常に効果的です。
GABAには脳の興奮を抑えて気持ちをリラックスさせる働きがあるのですが、このGABAが「キムチ」には多く含まれています。
キムチの中にある乳酸菌がGABAを作り出しているので『乳酸菌入り』と書かれているキムチが特におすすめです。
ちなみに、1日に効果的なGABAの摂取量は100mgなのでキムチで考えれば小鉢1杯分ぐらいで十分。
加熱してもGABAは壊れないのでどんな調理法で食べても大丈夫です。
トマト:約62mg
ジャガイモ:約35mg
ナス:約20mg
(※含有量はmg/100g)
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実際の検証結果

番組内では寝つきの悪さに頭を抱える男女4名を対象に検証が行われました。
50代女性Sさん:30分⇒11分
60代男性Uさん:127分⇒21分
60代女性Sさん:44分⇒26分
(※左が実験前、右が実験後の数値です)
数字を見れば一目瞭然。寝つきの悪さが全員改善されています。
・「ぐっすり眠れたので眠気が取れた。いつもよりかなり熟睡出来た感じがする」
・「寝つきがすごくよかった。ベッドに入ってちょっとしたら眠たくなっちゃった」
・「夜中に起きて寝付けなくなることが無くなった。」
などなど改善の声もたくさん。
あまりの違いに実験に参加した人もビックリされてる様子でした。
睡眠不足が蓄積すると…

そもそも睡眠不足は体にどんな悪影響を与えるのか。
実は睡眠不足が続くと様々な病気に影響を与えます。
睡眠不足により引き起こされる病気
睡眠が不足すると、
・免疫力が下がる
・新陳代謝が落ちる
・老廃物が溜まる
などの様々なデメリットが生じます。
この睡眠不足が慢性的になってくると病気に対するリスクが、
糖尿病:約1.7倍
乳がん:約1.7倍
前立腺がん:約1.4倍
となってしまいます。
睡眠不足の蓄積=睡眠負債
1日に適した睡眠時間は約7時間となりますが、毎日の睡眠が不足して借金のように蓄積した状態のことを『睡眠負債』と呼びます。
最近注目を集めているこの睡眠負債という症状ですが、
6時間睡眠を2週間続ける=2日間徹夜
と同程度に脳の働きが衰えます。
□休日は平日の2時間以上長く寝る
□朝起きた時にだるさを感じる・頭がぼんやりする
□午前中(10~12時)に眠気を感じる
□仕事帰りに眠気を感じる
どれか一つでも当てはまれば睡眠負債だと言えます。
まとめ
辛くて眠りにはふさわしくないイメージのキムチですが、睡眠にとっても効果アリ!
即効性もあるので食べたその日から良質な睡眠が取れるそうです。
睡眠にお困りの方はぜひお試しください!
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