【ホンマでっかTV】音楽が人生に影響を与える?音と食欲の意外な関係性とは

世の中のホンマでっかな情報を各分野の評論家たちが発信していくバラエティ番組『ホンマでっかTV』。

2018年1月31日放送の今回は『音楽が与える影響』をテーマに、各分野の先生たちが様々な専門知識を披露してくれました。

普段の生活で何気なく耳にしている音楽ですが、専門的な目線で見ると、

・音が与える食欲への効果

・その人の音楽の楽しみ方

・音楽と身体能力の関係性

など、いろんな事が分かってしまうそうです。

まさに「ホンマでっか!?」と疑いたくなるような内容ですよね。

という訳で、今回は音楽に関する様々な知識についてまとめていきたいと思います。

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そしゃく音を妨害してしまうと満腹を感じにくくなる

▼心理評論家:植木 理恵先生の見解

心理学では『クランチ効果』と呼んでいますが、人間はそしゃく音(口の中で食べ物を噛む時の音)を聞くことによって満腹中枢が活性化されます。

そのため、イヤホンなどで音楽を聴きながらご飯を食べると、

①音楽で満腹中枢の働きが妨害される

②満腹を感じにくくなる

③結果、通常よりも食事の量が増えてしまう

となってしまうのです。

 

人は音楽を集中して楽しめる人と楽しめない人に分かれる

▼心理評論家:植木 理恵先生の見解

人は、音を記憶しやすい『主音声タイプ』と視覚情報を記憶しやすい『副音声タイプ』の2つのタイプに分かれます。

主音声タイプ:コンサート会場などでしっかりと音楽を聞く事に楽しみを覚える

副音声タイプ:日常生活の中でなんとなく音楽が流れている事に楽しみを覚える

主音声タイプと副音声タイプの見分け方…

①イヤホンをして音楽を聴きながら散歩やランニングする

②あとで思い出した時にどんな記憶が残っているか確認する

▼主音声タイプの場合

散歩やランニング中に聞いていた音楽の記憶の方が鮮明に残っている(聴覚情報を記憶しやすい)

▼副音声タイプの場合

散歩やランニング中に見た周りの景色の記憶の方が鮮明に残っている(視覚情報を記憶しやすい)

 

曲に合わせて手拍子するトレーニングで話し上手になる

▼印象評論家:重太 みゆき先生の見解

曲に合わせて手拍子を叩く時に、

・曲のテンポが急にゆっくりになった➡手拍子もゆっくりになる

・曲のテンポが急に早くなった➡手拍子も早くなる

といった感じで、曲のテンポに合わせて手拍子を自在に変えられる人は話し上手だと言えます。

この事を応用して、

・喋るのが早い人➡テンポがゆっくりな曲に合わせて手拍子をゆっくり叩いた後に話す

・喋るのが遅い人➡テンポが早い曲に合わせて手拍子を早く叩いた後に話す

といったトレーニングを行うとテンポよく話すことが出来るようになります。

 

幼少期にたくさんの曲に触れると体力テストの点数が良くなる

▼心理学評論家:植木 理恵先生の見解

北京大学で『幼少期に歌った・聴いた曲と発達心理の関係性』についての研究が行われたのですが、

5~9歳の頃に歌った・聞いた曲をたくさん思い出せる人=体力テストの点数が良い

という研究結果が出ています。

言語能力が高くなるのはなんとなく分かりますが、『音楽を聴くことが体力にも影響を及ぼす』ということがこの研究結果で判明したのです。

つまり、幼少期に聴く音楽というのは体と心を成長させるための『栄養』だということが言えるでしょう。

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遺伝で音痴かどうか決まる可能性がある

▼生物学評論家:池田 清彦先生の見解

FOXP2という言語をつかさどる遺伝子があるのですが、この遺伝子に異常があると歌が下手になることが研究で分かっています。

この結果は鳥を対象にした研究データなので人にもかならず当てはまるとは言えませんが、人と鳥は非常に似ている部分があるので同じことが言える可能性があります。

 

アップテンポの音楽を聴くと握力・400M走の記録が向上する

▼骨格筋評論家:岡田 隆先生の見解

スポーツと音楽の関係性をはっきりと示す研究データは少ないので確かな事は言えないのですが、短い時間に高パフォーマンスを引き出さなければいけないスポーツにおいてはアップテンポの曲が効果的である事が分かっています。

▼心理学評論家:植木 理恵先生による補足

作業効率はリズムがかかっていると確かに上がります。

アップテンポな曲を聴きながら作業をすることで作業効率はおよそ2.5倍になるでしょう。

ですが、計算問題を解く・作文を書くなどの『知的労働』の場合は話が別です。

アップテンポの曲を聴きながら知的労働を行うと作業効率は通常の半分まで低下してしまいます。

 

耳で認識できない周波数の音にリラックス効果がある

▼異常心理評論家:杉浦 義典先生の見解

・耳で認識できない周波数の音が入っている曲

・耳で認識できない周波数の音が入っていない曲

この2つの曲を聴かせて脳波を比較するという実験が行われたのですが、超高音域が入っている曲を聴いている時の方が脳からアルファ波が出ていた(脳がリラックスしていた)という結果が出ています。

ちなみに、このリラックス効果はイヤホンでは得られません。

実はこの超高音域の音は皮膚が感じとっていると言われていて、スピーカーや生で聴く音を肌で感じた時にのみリラックス効果が生まれるのです。

 

生まれたての子は絶対音感を持っている

▼生物学評論家:池田 清彦先生の見解

絶対音感を持っている人は周りから「素晴らしい!」と言われますが、実は全ての動物が絶対音感を持っています。

人間も生まれたての子供は必ず持っているのですが、成長して言葉を覚えていくにつれて絶対音感が少しずつ失われてしまうのです。

もし絶対音感を残したまま自分の子供を育てたいのであれば、乳児期の頃から良い音楽を聴かせることで絶対音感が失われにくくはなるでしょう。

▼認知科学評論家:中野 信子先生による補足

池田先生のおっしゃる考え方は今ある仮説のうちの1つです。

もし、この仮説を正しいものだと考えるなら絶対音感を失う年齢は1歳になります。

お腹の中にいる頃から耳は出来上がってるので、胎児の時から良い音楽を聴かせてあげた方が良いと言えるでしょう。

 

絶対音感がすごすぎると眠れないなどの悩みが出てくる

▼認知科学評論家:中野 信子先生の見解

絶対音感を持つのも良し悪しがあります。

なぜかと言うと、絶対音感を持つ人はノイズなどの生活音まで全て音名に変換されてしまうので睡眠不足に陥る可能性があるからです。

ひどい場合は、言語情報と音情報が交錯してしまって言葉がうまく理解できなくなってしまう事もあります。

普通の生活を送る場合、少し曖昧に音を認知していた方が便利だったりするのです。

【ホンマでっかTV】音楽で重要なのは歌詞?それともメロディ?

2018.01.22

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