ホンマでっかで科学的に説明!ことわざが持つ本当の意味とは?

先人たちの経験と知恵の伝承『ことわざ』

ことわざは昔の人が教訓として後世の為に残してくれたありがたい言葉ですよね。

 

『犬も歩けば棒に当たる』や『猿も木から落ちる』などの有名な言葉は誰もが一度は耳にした事があるかと思います。

 

しかし、耳にした事はあってもどういう意味なのかよく分からない、もしくは意味を知っててもそれって本当に当たってるの?と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

 

今回はそんな疑問の残ることわざについて、ホンマでっかTVの『ホンマでっか!ことわざ辞典』というコーナーで各科学の先生たちが徹底検証。

ことわざの真偽について科学的な証明が行なわれました。

 

という訳で、今回はことわざに関する先生たちの考えについて詳しくまとめてみたいと思います。

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まず初めに

■物理学:武田邦彦先生

ことわざについて1つだけはっきりとしている事があります。

 

それは、その言葉が消えずにずっと語り継がれていることわざは『本物』だという事。

過去にたくさんのことわざが作られてきましたが『ウソ』『偽物』のことわざは自然と無くなっていきます。

 

つまり、長きに渡って語り継がれていることわざは人間の真理をついている物なので信用していいという事です。

 

 

1.火事場の馬鹿力

火事場の馬鹿力

1つ目のテーマは『火事場の馬鹿力』になります。

 

『火事場の馬鹿力』の意味

火事など切迫した状況に置かれた時に、普段では想像もつかないような力を無意識に出す事の例え

 

『火事場の馬鹿力』の体験談

番組内の街頭調査でいくつかの体験談が取り上げられていました。

 

体験談①:バイクに乗ってる時に

信号が急に変わったので慌ててブレーキをかけようとしたんですが、ホイールにロックがかかり後輪が滑ってしまったんです。

その拍子でバイクは飛んで行ってしまったけど、自分は2回転してキレイに立ち上がってました。

 

体験談②:バスケの試合で

試合終了まで残り2秒という時点で自分たちのチームが負けてたんです。

もう無理だと思いながらダメ元で「ワーッ!」って思い切り投げたら、それが入って逆転しました!

 

体験談③:BIGBANGのライブで

普段運動しないから全然動けないけど、大好きなBIGBANGのライブに行った時に「もっと近くに行きたい!」という気持ちが高まっちゃって、フェンスを陸上選手の様に一瞬で飛び越えた事がありましたね。

 

 

各科学での主張

科学的

■脳科学:澤口俊之先生

脳科学としては大声を出す事によって火事場の馬鹿力を出す事が出来ます。

 

人間の脳というのはいつも抑制がかかっているのですが、脳的に『叫び声』と『力』を出す部分は連動しているので『叫ぶ』事によってその抑制が外れて大きな力を出す事が出来るのです。

 

そして『叫ぶ』という行為はその他の雑念が一切抑えられる効果もあるので、より一層のパワーを引き出すことが可能になります。

 

しかし、大声を出すのはあくまでパワー(力)を引き出す時のみ。ハンマー投げや重量挙げなどがそうですね。

 

ゴルフなどのスキル(技能)を必要とする場合においては大声を出すのは逆効果となります。

 

ちなみに火事場の馬鹿力の出し過ぎには禁物です。

 

限界以上のパワーを引き出すので身体が耐え切れずに自身の筋肉で骨を折ってしまうという場合があります。

 

普段はこういった事を防ぐために抑制をかけているのですが、火事場などの緊急時には骨折なんか言ってられませんので限界を超えた『火事場の馬鹿力』という力が出る訳です。

 

■物理学:武田邦彦先生

実は人間は火事場の馬鹿力で500kg近くの物を持ちあげる事も可能なのです。

 

なぜかというと、物理学での計算上では普段の力の約10倍の力を人間は出す事が可能だと分かっているからです。

 

一般的に人間は片手で25kg、両手で50kg持ち上がるかどうかなので、約10倍の500kgまではいけると言われています。

 

50kgは無理だから10kgが限界という方でも、火事場の場合は100kgまでいけるという訳です。

 

■動作解析学:夏嶋隆先生

ピンチの時の予期せぬ行動が火事場の馬鹿力を生み出す事があります。

 

日常生活を送る上で人は常識的な動きを行っていますが、火事場などの緊急事態の時にその順番を省略したり、順番が狂ったりした結果、偶然にも理にかなった動きが出来てしまったという事例があります。

 

例えばバーベルなどのかなり重たい物を持ち上げるという動作を行う時に、

 

正面に立つ → 下から両手で抱える → 膝を曲げて腰を下ろす

 

という動作が一般的です。

実際に持ち上げてみると重すぎて持ち上がらないか、かなりキツイ思いをしてやっと持ち上がると思います。

 

しかし、これを

 

背面に立つ → 片手で引っ掛けるように指を添える(※握るのはNG) → 脇をしっかりと締める → 腕の力ではなく足の力で上げる(『気をつけ』の姿勢のまま曲げた足を伸ばすイメージ)

 

という流れで行う事によっていとも簡単に物を持ち上げる事が可能になります。

 

■心理学:植木理恵先生

火事場の馬鹿力と聞くと肉体面でのイメージが強いと思いますが、心理学的に見ると火事場の馬鹿力で知的能力もアップすると言われています。

 

小学生に計算問題を行わせる際、『カウントダウンしながら』と『いつまでもやって良い』という2つ環境で実験を行ったというデータがあるのですが正答率が高いという結果が出たのは『カウントダウンをしながら』の方でした。

 

これは追い詰められるという気持ちが、心理学的に見ると『快感情(楽しい・嬉しい)』とリンクしているのでパフォーマンスが上がり正答率が上がったのだと考えられています。

 

例えば夏休みの宿題を残り1日で終わらせられたという経験を一度してしまった場合、その経験が『快感』になり一生忘れられなくなってしまったということがあると思います。これも今回の説明に当てはまります。

 

■法律学:堀井亜生先生

法律の現場で生きているので普段から『修羅場』という名の火事場をたくさん見てきています。

 

その中でも特に驚いた火事場の馬鹿力は80歳のおばあちゃんが起こした驚きの行動です。

 

このおばあちゃんは旦那さんに浮気をされてしまったのですが、頭に来たおばあちゃんは自分の家から結構離れた浮気相手の女の家まで1人で乗り込み口論してきたそうなんです。

 

ここまで聞けばただのケンカ話ですが、実はこのおばあちゃん普段から息子たちの介護を受けないと生活出来ないほど足が不自由なんです。

 

歩いて相手の家まで乗り込んで行ったそうなんですが、間の事は何も覚えておらず気付いたら女の家でモメてたと話していたそうです。

今でもどうして行く事が出来たのか謎が残るままとなっています。

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2.三度目の正直

三度目の正直

2つ目のテーマは三度目の正直になります。

 

『三度目の正直』の意味

勝負事において1回目・2回目はダメでも、3回目の挑戦は確実または期待通りになるという事の例え

 

『三度目の正直』の体験談

番組内の街頭調査でいくつかの体験談が取り上げられていました。

 

体験談①:

英検を受けた時の事なんですが、

1回目 → 筆記×
2回目 → 筆記○ スピーキング×
3回目 → 晴れて合格

という事がありました。

 

体験談②:

本気で恋した彼氏が今で3人目になるんですが、今の彼が一番ピッタリだと思います。

 

体験談③:

3年前からBIGBANGが好きなんですが、ライブに行った時の席が、

一年目 → 天井席(一番遠い席)
二年目 → ちょうど中間ぐらいの席
三年目 → 目の前の席

でした。

 

 

各科学での主張

科学的

■脳科学:澤口俊之先生

結婚においては三度目の正直を待った方がいいです。

 

なぜなら、1人目・2人目は魅力性と価値観のどちらか一方に囚われてしまいがちだからです。

1人目 → 性的に魅力的な人と交際(価値観が合わない)
2人目 → 前回の反省を活かし、価値観が合う人と交際(性的魅力が薄くなる)

 

そして1人目・2人目の経験を活かして、次に付き合う3人目は知的・肉体的に両方を併せ持った人と付き合える可能性が高いため結婚に向いた相手ではないかと言えるのです。

 

■心理学:植木理恵先生

三度目の正直は諦めない人だけに訪れます。

なぜなら、

1回目 → 偶発的エラー(訳が分からず間違える)
2回目 → 必然的エラー(分かっていても間違える)

 

というエラーが起きてしまうのですが、普通の人は2回目のエラーで諦めてしまいます。

 

しかし、それでもあきらめずに1回目と2回目で学んだ経験を活かして改めて3回目の挑戦をすると成功率が格段に上がっているので3回目は成功しやすいと言えます。

なので、三度目の正直という言葉が生まれたのです。

 

ちなみに失敗経験が多い人は成功経験の多い人より優しい心を持った人が多いです。

 

アメリカでは受験に一度失敗した経験のある人を積極的に採用する企業などあります。

 

■物理学:武田邦彦先生

三度目の正直は希望を持ちたいという人間の心が生んだ言葉です。

 

人は1回目と2回目の失敗で学習し、希望を持ち、そして3回目の挑戦の時に『克服したい』と強く願うのです。

 

しかしなぜ二度目でもなく、四度目でもなく三度目なのか。

それは冒頭でもお伝えした通り、人間の真理に一番合った回数が3回だったのです。

 

つまり、人間の心の調子が一番盛り上がるのが3回目であって、3回目以外の回数は人間の心に対して特徴を感じなかったという訳なのです。

 

■法律学:堀井亜生先生

世界では三度目の正直を前提にした法律もあります。

それはアメリカにおけるスリーストライク法(三振法)という法律です。

 

内容が重すぎるという声が挙がったので今では改正されていますが、重罪の前科を2回持つ人が3回目に軽い罪を犯した場合でも終身刑が課せられるという法律があります。

 

ちなみに著作権の分野においてはこのスリーストライク法が世界に広まっていて、著作権侵害を2回注意しても止めない人はネット接続を禁止される国もあります。

 

こういった面を見ても法律の世界では『3』という数字が重要視されているようです。

 

 

まとめ

今回はことわざの科学的な見方についてまとめてみましたが、やはり武田先生の「ことわざは本物しか残らない」という言葉が的を得ていましたね。

 

確かにどの言葉も良く考えると「確かに」と思えることがたくさんありますし、『五度目の正直』とか言われてもピンと来ないです。

 

科学的観点から見て、現代においても残り続けていることわざは全て本物だと言える事が改めて分かりましたね。

 

☆ホンマでっかTVの役立つ情報についてまとめた記事はこちら

ホンマでっかTVのまとめ

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